泣きながら

もう離れたくない

苦しいよ

もう嫌なの

死にたい


そういって泣く僕に

貴方は 泣きながらナイフを翳した

震える手に冷たく光るナイフは

貴方の気持ちが照らし映されていた


我に返って 僕は

泣き崩れた貴方を 強く強く抱きしめた


情けない僕に 何度も平手打ちをして

何度も 何度も 死ぬなといった



強く 強く 感じた 貴方の熱は



生きる喜びと強さを僕に与え




愛す という事と 

愛される という事を


また 僕に教えてくれた


こんなにも愛おしい


こんなにも愛くるしい


こんなにも大好きな 貴方に



僕は 一生ついてゆく。