きもち

人を殺したいと思ったことはあるか?



そりゃあるさ。誰にだってあるもんじゃないのか?

実際俺は一週間前も考えてたんだ。釧路でな。



ほほう、誰を?



決まってるだろう。春香をだよ。

会えたことに感動しながらもいつ殺そうかと考えてた時もあった。

んん、殺すって表現はよくないな。

楽にしてあげようと思ってた。

もちろん春香は一人じゃ寂しがるからすぐ俺もー



悪い話じゃない。

それで、実行したのか?



まさか。

実行したら二人とも既にいないじゃないか。



そりゃそうだ。

それでお前、生きてて恥ずかしくないのか?



それは愚問だな

生きてることが恥ずかしいなんて思ったことは一度もない。



そうだな、すまなかった

しかし、逆のことは考えなかったのか?

春香が俺を殺そうとしてたとは?



考えてたさ。

もしかしたらとは思ったがそんな心配はなかったみたいだが。笑

本当に二人とも会えたことを素直に喜んでいたよ。

別れはつらいがね。



次はいつ会えるかわかったもんじゃないからなぁ

ま、俺たちならまた会えると思うんだがな。笑

これは まこりのにっきのほんのいちぶんで

これよんだとき ほんとうなみだがでた

まこりほどはるかのことをかんがえてくれてるひとはいないし

まこりほどはるかをあいしてくれるひとはほんとういない

ねえ あたしはいつもいうわ 

すきといってと

だけど あなたのこのぶんしょうよんで

すき なんてことばより おおきいあいをかんじた

こんなにあいされて あたし ほんとうにうれしい

あなたにころされるほど しあわせなことはないわ

あなたにころされたい あなたにころされたい

いっしょう ひとつに つながったまま

あなたとともにいきのねをとめたい

あいしている あいしている

あのとき くびをしめてとこんがんしたあたしのくびを

しめてくれなかったあなたが こんなことをかんがえていたなんて

あたしは いま せかいいちしあわせもの。