まこりがすき

とおいとこわい

あなたが　ほかのものに

こころをうばわれてしまうのではないかと

ぼくなんて　わすれて　いなくなってしまうのではないかと

いとおしくて　いとおしくて　あなたをおもうだけで

こぼれてしまうこのなみだも

すべて　ぼくだけなのかとおもうと　さびしい

こんなにもあいしているのは　ぼくだけで

あなたは　ぼくのことを　いともかんたんにわすれてしまうかもしれない

ぼくよりあいするにんげんが　あなたのめのまえにあらわれたのならば

あなたは　ためらいもなく　そのにんげんをあいしてしまうのかもしれない

こわい　こわい　こわい　こわい　こわい　こわい

そばに　いたいよ　ほんとうは　ずっと　いっしょにいたいよ

あなたをほかのにんげんに　ゆびいっぽんたりとふれさせたくない

あなたをほかのにんげんのめにすら　ふれさせたくない

ぼくのための　ぼくだけの　そんざいでいてよ

だいすきで　だいすきで　あいしすぎて　くるしいよ　

あなたがだいすき　てばなしたくない　

あなたが　ぼくをすてるひがきたのなら　そのひがぼくのめいにちになるだろう。