僕の夢
僕は 今只管五百万円を貯めようと計画中だ
もともとの蓄えは 実は少し有る
ずっとずっと 手をつけないで
高校生のときから 少しずつ貯めていたお金
いくらかは秘密
僕の夢は 五百万円を貯めたらまこの所へ行くんだ
まこがいるなら場所は何処でもいいよ
熊本でも東京でも海外でも ね
其のお金で綺麗なマンションに住むの
今 働いて お金を稼いでいる分
僕は 動かないよ ずっと家にいる
まぁ 僕は働くのが好きだから きっと働くのだろうけど
今のように重労働なんかしない
そして まこの帰りを待つ
まこが帰ってくるまで ご飯は食べない
まこが帰ってくるまで 眠らない
まこが帰ってくるのを只管 待ち続ける
疲れて帰ってきたまこりを癒すために 僕がいるんだからね
ずっとずっとそうしようと想う
ずっとずっとまこを待ち続ける
今も そうであるように。
なんて贅沢な夢なんでしょう
まこりが 傍に居ることだけで これ以上にない 贅沢
マリーアントワネットも顔負けね。