まこりの愛 まこりの優しさ まこりは春香の物。

少し落ち着いてきました

全て まこりのおかげです

まこりは 春香が死にたいと嘆けば

『死なない。俺が許可していない』

という

春香が自分はいらない子だと嘆けば

『よちりよちり バイトつかれたのね 俺のひざにおいで』

という

それを拒めば

『おひざはいや?じゃぁお胸によりかかりな』

それを拒めば

『おむねもいやなのー?のしかかりだあ!のしり』

それを泣いて拒めば

『のしりもいやかぁ じゃあ・・・だきつきっ!』

春香がだっこしてとお願いすると

『よちよちだっこぎゅう なでこなでこ』

春香が寂しいと嘆けば

『わかっていますよ よちよち 春香は今日へとへとになるまで頑張ったんだね さあ 春香のまこりの胸でおねむりなさい』

それを拒めば

『いやではないはずだよ俺の春香ちゃん さぁ春香のまこりでおねむりなさい』

それでも寂しくて泣けば

『からだをまこりにあずけるの 安心するの』

怯えて肩を震わせれば

『ゆっくりおあずけなさい そして一緒に夢の中へ・・・』


こうやって春香を寝かしつけてくれる


それなのに春香は 次の日は朝から 死にたいという

するとまこりは

『ふむ 春香はしにたいという まこりは生きて欲しい ジレンマ』

それからバイトで春香は三時に休憩時間が入る そしてまこりのメールを見ると三時五分前に

『そろそろだわ』

なにがそろそろか分からず

なにが?って送り返したら

返事がすぐきて

『きたっ!』

まこりはこうやっていつも春香を待ってくれている

いつもうれしいんだ

春香 精神が不安定になればなるほど

『死にたい』『苦しい』『寂しい』『殺して』

こんなことばっかりいって 会話にならない

だけどまこりは いつも 春香が元気なら

今こういう会話をしているだろう みたいなことを想定して

勝手に話を進めてくれるよ

だけどいっつもなでてくれる その会話の中に

春香は必要だよという単語が絶対入っている

まこりは 神様みたいだ

こんなに 素敵な人が 春香の彼氏で嬉しい

どうして まこりは春香の事好きで居てくれるのだろうか

まこりって 本当に 神様みたいだ

これらは 全部メールでの会話

メールで 撫でるとか抱っことかキモイかもしれないけれど

これが僕らの限界で これが僕らの日常

彼氏がいつも傍にいる友達は

春香が

春香とまこりの三年間を『傍にいる』という表現をしたとき

『傍になんか 居ないじゃない』

と簡単に鼻で笑った

だけど 春香にとっては

この三年間は嘘じゃないし

何よりもまこりの存在が救いになってる

だから 馬鹿になんかされたくない

今は決して幸せだとはいえないけれど

いつか 絶対に まこと幸せになる

今の春香とまこりを馬鹿にする人たちが

遠くで爪をかむくらいに 春香はまこりと幸せになる。