あたらしいにんげん

新しい人間に触れた

目の前にいた

目を合わせて話した

触れた

肩がぶつかるほど近くに 会話の合間に

触れた

自分とは違う体温が其処にあった

これが 現実に付き合うということ

同年代の人と 久しぶりにそんなことをした

近くが 一番いい 

離れているということは やっぱり 何よりも不利に値する

そう感じた一日でした。

それによって恐怖する

身近に体温を感じることで

今以上に体が心が満たされなくなることが

貴方のちかくに 心地よい体温が

現れてしまうことが

恐い

恐いよ

ねえ 本当はね

遠距離なんか 大嫌いなんだよ。